年内に是非もう一度~ と訪れたのは西中洲にある茶懐石のお店「中伴」。
私とYティそしてSさんに参加しまーすと手をあげてくれたお二人はなんと年休をとってきてくださいました~
そうですよね、平日のど真ん中、ゆっくりランチにいける人って少ないかも... 私たちの勝手なスケジュール
で決めてしまってましたねー
さて、一歩店内に入ると今日も茶室のような落ち着く空気と炭の香り...
ご主人の柔和なお顔を見るとほっと落ち着きます。
もう何度目かになるので、基本的なお作法は覚えていたかな..? 以前教えていただいたことを
思い出しながら、今日も丁寧に準備いただいた料理を味わせていただきました。
向付けのサゴシには以前の料理教室で習った炒り酒が。 聞くと、この炒り酒でしゃぶしゃぶをすると
抜群に美味しいのだとか。是非試して見ねば!!
お椀のお餅の上には芥子が..。お餅とカラシの組み合わせ、初めてでした。
鰆の潮汁に黒胡椒がかけられていたのですが、お茶の世界では"祝い粉”と呼ぶんだそうですよ。
甘鯛の味噌漬けに大好物の半熟卵。百合根にぎんなんなどが入った蒸し物の上には"粟”を丁寧に
蒸したもの。粟だけをこんな風に食べることがないので、粟ってこんなにモチモチとして美味しんだと
発見でした。
里芋と黒胡麻の組み合わせが新鮮でおいしく、八寸に出た赤カブは藤沢周平さんの実家の焼畑で
とれた貴重なカブとのこと。
箸洗いに浮かべてあったのはかぼちゃの種で、香の物、デザート、お抹茶と続き、お昼の茶懐石の
終了です。
驚いたのはデザートにクリスマスプディングがでてきたこと。しかも1ヶ月も前から作って寝かせて
あったそうで、前沢牛の牛脂を使われていると!! すごすぎる!!
味はもちろん絶品。
私もクリスマスプディングかシュトーレンを作ろうとラム酒漬けにしたまま放置しているレーズンたちを
思い出しました... 今からじゃー遅すぎますね。
これだけ丁寧に準備いただいた料理をいただいた上に、今日もいろんなことを教えていただき、
みんなと優雅な時間を過ごせて5250円とはうれしすぎます。
そして私はご主人のお仕事ぶりを拝見しながら、仕事に対する姿勢なども密かに刺激を受け
勉強させてもらってるんですよねー
ありがとうございました~!! そしてまた来年もよろしくお願いします!!